2012年3月
生地の片持ち式旋回橋のたもとにある休み処「あい」が今年も4月から開店営業します。毎年「あい」の店の開店楽しみにされていた方々お待たせしました。今年もどうぞよろしくお願いします。生地に来られましたら是非お立ち寄りくださいね。生地の名物、名水コーヒー・どんどん焼き・水だんご(6月~)などなど召し上がれます。楽しいお母さんたちがお待ちしています。
但し今年からは都合により土曜日・祝日のみの開店となりましのでご注意ください。
4月 7日・14日・21日・28日・29日
5月 3日・4日・5日・12日・19日・26日
3月18日は恒例の朝市でした。雨の中約800名の方にお越しいただきました。この日は震災から1年目ということで「生地魚市商業共同組合 青壮年部」が募金活動をされました。時間的には「もう一年」なのか「やっと一年」なのか思いは違うかもしれませんが、これからも応援していきたいと思います。かんばれ日本! かんばれ東北!
雨が降る中、石田の親子4人がまち歩きをしました。雨の中お母さんはベビーカーを押しながらさぞや大変だったと思います。上のお兄ちゃんは、手を真っ赤にしながらも最後まで頑張って歩きました。私(米屋会長)にも孫がいるので思わず冷たくなっている手をギュッと握ってしまいました。
細工かまぼこの体験では、親子で楽しそうにかまぼこに絵を描いていました。家ではどんな話をしながらかまぼこ食べたのかな?
ところで生地(中陳)かまぼこさんは、今回なんと!全国蒲鉾加工業協同組合連合会主催で、水産庁長官賞(細工の部)、また蒸し物の部では大日本水産会長賞(笹焼きのチーズ)を受賞されました。
私たちにとってもとても名誉ある受賞です。これからも生地の観光にも役立ててほしいです。本当におめでとうございます。
生地蒲鉾では要予約で細工蒲鉾の見学・体験ができます。詳しくは、黒部市観光課にお問い合わせくださいね。
地曳き網漁のかけ声と手繰る網漁の舟を伝える会(通称ゼントラズの会)が、4月4日から発足します。昔から生地の漁法の一つとして地曳き網漁がありましたが、今は海岸の浸食、高齢化に伴い過去形になってしまいました。生地の有志の方々が、生地の文化・歴史を伝承しようという趣旨で発足されます。発足に向け、総会並びに懇親会を開かれます。
日時 3月18日 総会14時~ 懇親会15時~
場所 黒部コミュニティセンター
その他 懇親会費2000円
会員希望される方や問い合わせをしたい方℡0765-57-1011 田中義之さんまでご連絡くださいね。
生地は漁村として栄え、色々な文化・歴史があります。時代の流れで失われていく物も多々ありますが、このようにして伝承していただけたら幸いですね。関連ですが生地に訪れられましたら、清水はもちろんですが、是非、漁村資料館、北洋の館・ギャラリーを訪れていただき生地の文化・歴史をご覧ください。
3.11 東日本大震災から一年、2:46 家で静かに黙祷していました。
しばらくの四温晴こそ地震の地に 貞子
啓蟄や雉ご一行様お成り 憲子
電線に雀の音符四温晴れ 〃
早春の光となりて川流る 晶子
ミニ体操ガニマタでいいうららな日 捷子
春の猫誘いし風に逆らえず すみ子
先週末うららかな陽気が数日続きこのまま春かと思わせていきなり
雪の週明けでした。
日めくりをまとめてめくる余寒かな かつし
春嵐ふり向きもせず行きにけり 恵子
それでも春の淡雪、すぐに溶けて日が射せば花壇のパンジーも色を増しています。
そろそろ旅心を誘われる、観光バスを見かけるようになりました。
近所の釣り好きから大きな「にぎす」を頂きました。
塩焼きとフライにしました。とてもおいしかったです。
この辺りでは「春告げ魚」とも言われ今が一番美味しいのです。
おいしい魚と水が待っています! 生地にこらーれ。
追伸 コミュニティセンターに投句箱が置いてあります。
皆さんの一句をお待ちしています!
ここのところ春近しといった気候でしたが、今日は朝から冬に逆戻りのような気候です。寒い!です。三寒四温、寒くなってまた暖かくなって、そうしながら一歩一歩春になっていきます。春が待ち遠しいですね。
3月9日朝日町の「なないろ館」に各市町村の観光ボランチア、約50名の方々が研修会に参加されました。富山県内には、たくさんの観光ボランティアがあり、それぞれの良いところをPRされています。
演題は木曽義仲をいかにNHKの大河ドラマに誘致できるか?です。木曽義仲は以外にも富山とも縁が深いのです。ここ黒部は?今まで調べたことがないですが、何かないか調べてみようと思います。そうしたら朝日のボランティアの皆さんとの横の繋がりや、ガイドにも幅ができると思います。期待していてください。
その後討論会では、あまり時間もなかったにもかかわらず、それぞれの熱い思いで盛り上がりました。熱いかたが多いですね。この講演会で「わたしたちと旅行者は初対面です。はじめての出会いを、いつまでも思い出に残るふれあいに育てたい。それにはまず、広く温かい心と感謝の気持ちを持つことです。「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」「またどうぞ」あいさつは、決して言葉だけのものではなく、体全体で心で表現することです。たとえ一日のお付き合いでも、お互い人間同士の温かい心の交流があれば、きっと、すばらしい富山(生地)を実感していただけることでしょう。」ちょっと長くなりましたが、心にグサッときました。
3月3日に「夜話会」を生地の改装した空き家で開催しました。参加者は、県外からの移住者・震災の避難者・地元の人達約20名で生地の食を楽しみながら、意見交換をしました。空き家を「住・定・夢の館」(じゅ・てい・む)を名づけました。一つにはフランス語で「ジュテーム」は(=私はあなたを愛してますという意味。もう一つは夢を持って、生地に定住するという意味もあります。とても夢のあるよい名前だと思います。生地を体験しながら住んで見るのもいいかも。
その日は第一回目だったので結論みたいなのはでなかったけど、何回も何回も話し合う必要があると思います。最後にこれからの生地の発展を願い手拍子で打ち止めでした。写真の家族は震災から避難しておられるかたです。福島は放射能で山も海も水もだめになってしまいましたと涙ながらに言っておられました。綺麗な清水があるだけでも財産ですとの言葉が印象的でした。