2011年11月
11月21日、朝から時雨模様。北陸の冬は雷が鳴り出したら、「雪だし雷」とか「ぶりおこし」とかと言ってだんだん冬に近づきます。今日、宇奈月の方では車のワイパーに雪が積もっていたそうですよ。
昨日ときめきちゃんが生地にいて、カメラマンがずらっと、ときめきちゃんが羽ばたく一瞬を写そうとかまえていましたよ。
11月に入っても暖かい日が続きますが今日は立冬です。
能登あおし釣瓶落しを呑みこんで 憲子
喜々として秋日浴びつつ足湯かな 貞子(宇奈月温泉にて)
短日や水槽占める大鮃 勝司(魚の駅生地)
雁わたる声ひしめいて朝の月 捷子
食欲の秋を謳歌していたら怖いことになりました。
体型の崩れどうする吊るし柿 憲子
行楽の秋真っ最中の句会でしたので旅先での句が多く
残念ながら生地を詠む句は少なかったです。
楽しい旅先では気持も入るのでしょう、なかなか力作が揃ってました。
そこで気がついたのですが生地に来られた皆さまの句を頂けたら
私たち地元の人間が気がつかない生地を発見することができるのでは
ないでしょうか。
生地に来て俳句を詠んでみませんか
句が出来たら生地コミュニティセンターへ預けていってください
次の句会に披露しこのブログにのせたいと思います。
皆さんの投句を心よりお待ちしてます。
10月30日、年に一度の研修会を行いました。行先は色々迷ったのですが、生地によく似ている海、魚、観光ボランティアが案内してくれる事、意見交換ができる事といくつかの制限があります。これまた結構難しいのです。今年は新潟の出雲崎を選びました。
観光ボランティア(ふるさと語りべ)の方に案内してもらい、楽しい一日を過ごしました。 出雲崎は歴史の町であり、妻入りの街並み、石油産業の発祥地、紙風船、佐渡との交易の地、そして良寛さんの生誕地でもありビックリすることばかりでした。特に海からまだ石油が自然に湧き出ている様子には驚かされました。至る所に出雲崎よもやま話の看板があり、色々と参考になりました。