2011年5月
5月も今日で終わりです。台風2号の影響は、どうでしたか?ここ生地も雨、風共にひどかったです。今日は、久しぶりに雨が上がりました。
今回は、今からの旬の食べ物をご紹介します。
1 河田屋さんの水団子。生地の名物で、米粉を使った昔ながらの団子です。冷たい清水で洗って食べるので水団子と名付けられました。基本は、きな粉をかけて食べますが、あんこ、黒蜜でもOK。またフルーツポンチに入れてもおいしいですよ。「あいの休み処」で食べることができます。10月ごろまでの限定品です。生地に来られたら是非味わってみてください。とにかく冷た~くして食べてみてね。 但し「あいの休み処」は土曜日、日曜日のみ営業です。また出前講座(出前講座参照)で水団子作りの体験ができます。自分で作った水団子も最高ですよ。是非体験してみてください。楽しい体験になりますよ。
5月21日の「生地まち歩き」には、天候にも恵まれ、たくさんの皆さんにお越しいただきましてありがとうございました。また今年で「まち歩き」を始めて10年を迎え、観光客を案内した人数が5万人を達成しました。その式典を堀内市長をお迎えして盛大(?)に執り行なわれました。5万人目の幸運な方は、飛要さんご一家で富山市水橋からの参加でした。くす玉を割り、記念品として花束や5万人と書かれた鯛のかまぼこ、また前後賞として、魚の干物・昆布と生地の特産物が贈られました。
今年は、「生地まち歩き」を中心に名水コース、歴史コースの生地を満喫していただきました。名古屋から生地に移り住み「生地は水がおいしい、魚もおいしい」と絶賛される方や、「明日マラソンに出るんですけど、一度生地に来たかった。よかったです。」と・・・・・・・・うれしい限りです。
屋台通りもまあまあ賑わっていましたよ。
今日は、朝から気温がぐんぐん上昇し、お昼過ぎには28度と真夏日になりました。自動車に乗っていたら、ラジオから「生地の方向から高岡方面に蜃気楼が、11時30分頃にでました。」と言ってました。蜃気楼は、外気の温度と海の温度の差で大気の中で光が屈折し、遠方の景色などが伸びたり、逆さまに見えたりする現象です。春の蜃気楼は4月~6月にかけてよく出現します。
私は、一度A級の大きな蜃気楼を見たことがあります。一言「すごい」大感激したことは、今でも覚えています。 「生地のまち歩き」の気候は、曇り時々晴れ。気温は、最高28度。ひょっとして蜃気楼出現するかも。カメラは必携ですよ。
創業は明治の末。今日はちょうど味噌の仕込み作業があると聞いたので、お忙しいところ見せていただきました。
めったに見学させたことがないとのこと、私たちは本当にラッキーでした。一つ一つが初めてなので、びっくりすることばかりでした。
大豆の甘い香りが工場内に広がり、大豆も米も富山産とのこと、原料にもこだわりをもっておられました。工場内に清水が2本出ており、深いもので110メートル、本当に名水仕込みの味噌ですよ。奥さんは、「やはり水が美味しいので、美味しい味噌ができるんです。」と自慢しておられました。
また、「うちの自慢は、70年使っている木樽です。」と見せていただきました。長い間、丁寧に丁寧に使っておられるのが感じられ、今年の2月に仕込んだ味噌が入っています。1年寝かせて、来年の冬には、美味しい味噌が皆さんの口に入るのでしょうね。重石は、なんだと思いますか?味噌の仕込み桶の重量の一割の塩が重石として使われているそうです。塩の方が雑菌が入らないからだそうです。帰る際に、めったに飲めない大豆の煮汁を飲ませてもらいました。イソフラボンいっぱいの煮汁は、結構甘いものでした。
醤油・味噌・だしつゆ、色々とり揃っていますのでお越しくださいとのことです。私は、飯沢さんの甘酒が大好きです。温かいのもおいしいですが、夏冷たくしたのも結構いけますよ。
明治33年パリ万国博覧会名誉賞受賞され、創業嘉永元年という泉田醤油店にお邪魔しました。嘉永というと年代に直すと1847年。今から165年前です。凄いですねえ。
特に「つゆ」「醤仙」という商品がお奨めです。「つゆ」は、だしつゆでこれから夏に向けめんつゆ・冷奴に最適ですよ。「醤仙」は甘口・辛口があり、こちらでは甘口が刺身醤油に好まれています。関東の方は辛口がお好きなようです。こちらの醤油店では、お客さん好みの醤油を調合してもらえますよ。社長さんに相談してみてはいかがでしょうか?
また新商品も試行中だとか。内緒でちょこっと教えてもらったんですが、お味噌にあるものを入れるとか、入れないとか。
今から楽しみに待ってましょうね。
生地の特産、お中元にいかがですか?写真のはっぴから歴史を感じられますね。
丁度お昼頃、まちの駅・ういんくさんを訪れました。ランチは、5~6年前から始められたそうです。ういんくさんはラーメンが美味しいとの評判なんですよ。今日はお奨めメニューを食べに行きました。私は五目あんかけラーメンを頼みました。たくさんの具材が入った餡がめんにからんで、とても美味しかったです。餡なのでいつまでも熱々にいただけますよ。但し猫舌の方は気をつけてね。
日替わりランチもお奨め。食材によって、毎日メニューが替わります。今日は、かに玉ランチと焼き魚ランチ。友達はかに玉ランチを注文。かに玉には、かにがたくさん入っていてとても美味しいかったです。小鉢に
は鯵のたたきもあって、とても得した気分になりましたよ。結構おかずありますよ。お奨めです。
ういんくさん曰く「食材は地元のものをよく使います。時間は、電話で予約をしていただければご相談にのります。」とのことですよ。
ランチ時間11時30分~2時。夜は、6時からです。皆さん、お友達、ご家族で行ってみられ。
佐賀啓子さんは、長い間のし店をなさっておられます。趣味で木目込み人形を作っておられ、お知り合いから習ったそうです。今年の干支の兎やかわいい女の子の木目込みを見ていると心が和みますよ。水引は本業です。私たちがよく知っている水引は、結納でよくお酒やお品物を縁起物で飾り付けされます。展示されているのは、鯛と蝦、鶴と亀。極め付けは、鳳凰や宝船です。鳳凰はまるで大空に飛び立っていきそうですよ。宝船は、なんだかお金持ちになれそうな気持ちになります。是非見に来てください。お店は、生地のまち歩きマップのまつや菓子店さんの前にありますよ。結納の際は、ご相談してみては?
連休も終わり暦の上ではもう立夏です。
粽解く思ひ出ひとつ解くように かつし
二筋の流れに分かれ鮎遡る 〃
つばめ来る夫のエプロンたて結び 節子
わが町生地も夏隣です
夏立つと健気な清水ほとばしる とおる
寺清水倶会一処の茶会かな 菊枝 (前名寺にて)
これからが生地らしさの季節です!
今日は生地の地酒・皇国晴酒造(みくにはれしゅぞう)にお邪魔しました。お店の前構えは、さすが創業120年の歴史を感じされる重厚な建物です。現在の社長さんは、四代目。地域活動にも活発で、私たちボランティアも期待している、若手イケメン社長です。また裏手には清水も出ていて、岩瀬家の清水としても有名です。蔵の中にも清水が湧き出ています。日本広しですが、蔵の中に清水が出ている所は、こちらだけかもしれませんね。
特にお奨めは、金賞を受賞した幻の瀧です。冷やして飲むもよし、熱燗でもよし、とても口当たりのよいお酒ですよ。これからは蔵の中も案内できれば、とおっしゃていました。
岩瀬家の清水は、150メートルと深いところから出ているので、とてもミネラルが豊富で体にもよく、顔につけると皮膚に浸透し綺麗になるとか。皆さんも試してみてはいかがでしょうか?