2010年11月
11月27日、ガイドボランティアの研修会で山中温泉へ視察旅行に行って来ました。山中温泉でも私達のような地元観光ボランティアがいらっしゃるということで、どのようにやっていらしゃるのかなど視察を兼ね、竹本先生に講演をしていただいたりと、色々勉強しに行って来ました。
はじめに、竹本先生と地元観光ボラティアの方と合流し、コースの説明を聞き、散策開始。あんまりいいお天気ではない予想でしたが、晴れ間もあり、散策日和になりました。


あやとり橋の説明を聞き、鶴仙渓遊歩道を散策、松尾芭蕉が逗留され、山中温泉への旅で詠んだ句がところどころに石碑となっていました。こおろぎ橋を渡り、菊の湯までの間、食べ物屋さん、お土産屋さんなどなど散策をして楽しめ、また来たいなと思わせる町だと思いました。ポットのお花があったり、お店の看板を工夫したり、時計台を思はせるようなゴミステイションがあったり、住人、商工会、市役所が一緒に盛りたてているのが現れていました。
食事のあと竹本先生の講演。その中でボランティアの心得を再度教えていただきました。基本は、聴き上手はもてなし上手。私達自身が楽しく。
講和を聞き、来年の私達ボランティの目標が少し見えたような気がしました。まだまだ生地でもいろんな事ができそうです。
この俳句は、かの有名な松尾芭蕉が、北陸行脚の際に詠じたと伝えられています。
今の経妙寺は、昔は俳句の道場だったと云われており、芭蕉が立ち寄られた際に、庭にこんこんと湧き出す清らかな水を見て、その道場を清水庵と命名されたと言い伝えがあります。この写真は、去る11月13日に撮ったものですが、まさしくその俳句の通り難面(南側の山という意味だそうです。)が、真っ赤になっていました。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ちょっとは、芭蕉の気持ちにふれることができました。(清水庵の清水参照・生地の清水の中でも一番水量が多いです。)
今は、残念ですが、黄砂でせっかくの紅葉が、見ることができません。